それでは、Lv.30からLv.49までのスキル回しを詳しく説明していきましょう。
途中難しく感じることがあるかもしれませんが、どうか頑張ってもらえると、ひとりのりゅーさんとして嬉しく思います。
※FF14の公式サイトで、ジョブ毎のスキル説明をしてくれているページがあるので、リンクを貼っておきます。
このリンク先のページとこのページを一緒に眺めながら見ていくと理解が一層深まるかもしれません。
・https://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/dragoon/ (竜騎士/槍術士のページ)
・https://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/battle/ (全ジョブのアクションガイドページ)
・Lv.30~Lv.37 『捨身』・『ジャンプ』
レベルが30になると『捨身』と『ジャンプ』の二つのアビリティを使うことが出来るようになります。
『捨身』は、20秒の間、自分が与えるダメージを15%上昇させ、代わりに自分の受けるダメージも10%上昇する効果です。 リキャストは80秒です。
『ジャンプ』は、敵に向かってジャンプして近づき、攻撃してからまた元の位置に戻るというアビリティ効果です。 威力は260。リキャストは30秒です。
また、高レベルになると『ジャンプ』を使うことで別のアビリティを使うことが出来るようにもなります。 ※現時点のレベルではまだ関係ありません。
この二つのアビリティは『クエスト』をこなすことで使うことが出来るようになります。
『捨身』は『槍術士』のLv.30の『クラスクエストをクリア』することで使えるようになります。
『ジャンプ』は『竜騎士』のLv.30の『ジョブクエストをクリア』することで使えるようになります。
捨身は『槍術士』のクラスクエストであることに対して、ジャンプは『竜騎士』のジョブクエストであるので、その点は注意しましょう。 また、ジャンプは竜騎士にならないと使えませんので、ジョブクエストをクリアし竜騎士の『ソウルクリスタル』を入手したら、忘れずに装備しておきましょう。 ※ソウルクリスタルの装備は通常の装備品と同様の方法で装備することが出来ます。 (指輪の下の所に装備する欄があります)
『捨身』の使い方ですが、これはアビリティになるのでウェポンスキルとウェポンスキルの間のGCD内で使っていくスキルになります。 効果は単純に一定時間の攻撃力アップ。代わりに受けるダメージもアップ。その名の通りのものです。 効果はとても強いので、使えるときは即時使っていく事になりますが、効果が強い分リスクも背負っています。自分のHPが極端に下がっている時や、強い攻撃が来ることが分かっている時は使用を控えるようにしましょう。
※捨身の様に自分やPTメンバーに対して付与される効果を『バフ』・『デバフ』と言われています。これは捨身に限らず自分にとってメリットととなる効果の事を『バフ』、デメリットとなる効果の事『デバフ』というように表記されているので必ず覚えておきましょう。 捨身を例にすれば、捨身は与ダメアップという『バフ』を付与されると同時に被ダメアップという『デバフ』も付与されるということになります。 この様な効果は、バトルのギミックで付与されたり、PTメンバーからと様々な場面・タイミングで付与されるので、戦闘中はバフ・デバフ欄も注意して確認していきましょう。
『ジャンプ』もアビリティですが、こちらは攻撃アビリティになります。 通常のウェポンスキルの間のGCDの最中に、30秒おきに使用していく事になります。 このスキルが使えるようになると、これまでより少し操作が忙しくなっていく事になります。 基本的には30秒毎に使っていけばいいだけなのですが、二つ注意点があります。 一つ目は、せっかくの攻撃用のアビリティなので、同時期に覚える『捨身』の攻撃力アップのバフの最中に使いたいという事です。勿論その最中以外使ってはいけないという事ではなく、リキャストの関係で2~3秒待つことで捨身に合わせて使うことが出来れば、それを狙っていく(合わせていく)のが大事という話です。 ですので、基本的にはヘヴィスラストのバフ(攻撃力15%アップ)が付いている最中なら(このバフは常についてることが竜騎士としての前提となります)、あまり温存せずに使っていく事が重要になります。
二つ目は、ジャンプの性質についての注意になります。 これは一度使ってみればすぐわかる問題ではあるのですが、離れた場所からも使うことができ、また元の位置に戻るという効果から使用すると一定時間、操作を受け付けなくなる『硬直時間』が設定されています。 ですので、この硬直時間中に敵が範囲攻撃をつかってくると避ける事が出来ずにダメージを受けてしまいます。 30秒おきと非常に短い間隔で常時使用していくアビリティだけに、硬直時間をなにも考えずに使っていくとダメージを受ける機会が非常に増えてしまいます。ダメージを受けるだけならまだしも、後々でてくる、当たると即死してしまうような範囲攻撃で間違って使用してしまうと目も当てられません。(とはいえ、それが愛されている理由の一つにもなってしまっていますが……w) このアビリティを使う時は、常に敵が範囲を使わないタイミングを考え、見計らって使っていく事にしましょう。
現時点でのスキル回しですが、
ヘヴィスラスト > トゥルースラスト > ボーパルスラスト > ライフサージ > フルスラスト > トゥルースラスト > ボーパルスラスト > フルスラスト ~
と、基本的には変わりません。(ウェポンスキルが増えていないため)
ですが、アビリティを使用できる一番最初のタイミングにおいてのみ、
ヘヴィスラスト > 『捨身』 > トゥルースラスト > 『ジャンプ』 >ボーパルスラスト > 『ライフサージ』 > フルスラスト > トゥルースラスト > ボーパルスラスト > フルスラスト ~
と、なります。
これ以降は、リキャストが戻り次第、随時使用していきましょう。
様々な注意事項を考えると、常にリキャストが戻り次第使っていかないといけないのに、敵の攻撃次第では控えないといけないという、ある意味矛盾した考え方が同居していますが、この考え方は今後竜騎士を続けていくうえで非常に大切な事になります。 しかし、このレベルから、竜騎士としてのリスク管理を意識する練習も始まるという見方もできますので、是非頑張っていってもらえたらと思います。 ※この常に気を付けながら最速でアビリティを使い続けるかどうかが、強く上手い竜騎士になれるかどうかの最初の分岐点になりますので、是非、この点を意識して練習していくと良いでしょう。
・Lv.35 『イルーシブジャンプ』
レベルが35になると、Lv.35のジョブクエストをクリアすることで『イルーシブジャンプ』を使えるようになります。
このアビリティは、自分の向いてる方を正面にして、その真後ろに15mほどジャンプして移動するスキルになります。
また、追加効果として、
・自身に対するすべての敵視を減少させる ・ヘヴィの解除 ・バインドの解除 ・一部の移動不可効果を受けている場合、それらを解除しつつ実行する。
という、4つの効果も伴って発動します。
基本的には、行きたい方向の真後ろに向いてから使うことで、好きな方向へ移動できる便利スキルだと思っておいて問題ないと思います。 ※行きたい方向へ自由自在に飛び回るようになるためには、とても練習が必要になりますので、遊びがてらぴょんぴょん跳んで練習していく事をお勧めします。また、このアビリティは敵が居なくとも、どんな場所でも使うことが出来ます。
ですが、この中の『自身に対するすべての敵視を減少させる』という効果は、今後非常に重要になっていくものになりますので、頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
※このレベルでも、もしタンクさんが不慣れで十分な敵視を稼ぐことができず、こちらに敵の敵視が来てしまった場合、適宜使ってあげると、タンクさんが楽になることもあります。
・Lv.38~Lv.44 『ディセムボウル』
レベルが38になると『ディセムボウル』を覚えます。 ウェポンスキルで威力は100。しかしコンボ達成時の威力は240になります。 コンボ条件は『インパルスドライヴ』の次に『ディセムボウル』を使う事です。 更に、追加で『対象の突耐性を5%減少させる』効果を30秒つけられます。
このスキルは50以降で非常に重要になりますが、現時点ではあまり有用性はありません。
このスキルを組み込んだスキル回しよりも、これまでのスキル回しの方が竜騎士個人の攻撃力は高くなるからです。
しかし、厳密にいえばPT構成を考えた場合、とても有用性はあるのです。ですが、その有用性を発揮する場面がこのレベルにはまだとても少なく、そこまでの意味合いを見出すことが難しくなります。 というのも、このスキルの重要な点は追加効果である『対象の突耐性を5%減少させる』なのです。 これがどんな効果かというと、この効果を付けられた敵に与える『突属性』の攻撃が5%上昇するというものです。 ここで難しくしているのが『突属性の攻撃』というものなのです。 『突属性』の攻撃がどういったものかというと、 ・竜騎士の基本的な攻撃全般 ・弓術士 / 吟遊詩人の基本的な攻撃全般 ・機工士の基本的な攻撃全般 ・赤魔導士の物理攻撃
これだけになります。
先に述べた通り、竜騎士個人の攻撃力はこれまでのスキル回しより強くなるのですが、PTの中に上記のクラス/ジョブの人がいた場合、その人たちが使った突属性の攻撃が5%上昇します。 竜騎士個人としての攻撃力が低くなったとしても、PT全体としての攻撃力が高くなる可能性はあります。 ですが、まだPT全員が練習中の上、こういった効果は一定以上の時間を掛けないと本領を発揮できません。 ですので、このレベルの時点では極限られた場合に限り、使うと強さを引き出すことが出来るかもしれないという判断になります。
あくまで『その場合の』スキル回しになりますが、
ヘヴィスラスト>インパルスドライヴ>ディセムボウル>トゥルースラスト>ボーパルスラスト>フルスラスト
の順に使い、各効果が途切れ次第更新していく、という事になります。 ※スキル回しはあえて簡略的に表記しました。簡略的に表記することでどれだけこのスキルに対して理解してるかを図る為です。この簡略的な書き方で上手く理解できない場合は、無理せずにこれまでのスキル回しをしていく事を強くお勧めします。
・Lv40 『ドゥームスパイク』
レベルが40になると、Lv.40のジョブクエストをクリアすることで『ドゥームスパイク』を覚えます。 ウェポンスキルで威力は140。攻撃が単体ではなく『前方直線範囲攻撃』になります。 TP消費は120。 効果範囲は自身から向かって前方に10mとなります。
これまでずっと一体の敵にしか攻撃できなかったスキル達に対して、複数の敵に同時に攻撃できる『範囲攻撃』になります。
一体に対しての攻撃力は非常に低くなりますが、複数の敵に対して同時に攻撃できるので、敵が3体以上いるときは単体のウェポンスキルを使うよりは強くなります。 しかし、その分、ウェポンスキルを使用するためのTPの消費も単体攻撃のものに対して非常に高く設定されてありますので、なにも考えずに使っているとTPが枯渇してしまい、なにも出来なくなってしまいます。使用する場合は、この点を注意していくと良いでしょう。 せっかくなので、少しだけ威力を計算してみましょう。
現時点で一番強い攻撃は、コンボ時のフルスラストの威力450になります。TP消費は50です。
対して、今回のドゥームスパイクは、威力が140で、TP消費が120です。
このコンボ時のフルスラストをドゥームスパイクで超えようとする場合、敵が3体だと140x3=420となり、まだフルスラストを超える事が出来ません。TP消費はフルスラスト3回分の50x3=150なので、ドゥームスパイクの方が効率は良く見えます。ですが、経過時間によってTPは自然に回復するので、実際の効率はまだだいぶドゥームスパイクの方が悪くなっています。(フルスラストが7秒かけて3回使うことに対して、ドゥームスパイクは2.5秒で一回の為、使ったTPと回復したTPでつり合いが取りにくくなる) となると、フルスラストを超えるためには最低限、敵を4体以上攻撃しないといけません。 敵を4体攻撃すると、140x4=560となり、フルスラストよりだいぶ強くなります。TP効率もフルスラスト4回分となると50x4=200ですので、3体に比べるとだいぶ良くなりました。 とはいえ、時間を掛けて自然回復させながら少ないTPで攻撃していく単体攻撃と違って、自然回復の時間をあまりとれずに短い時間で消費の多いTPを連続で使っていくと、やはりTPは遠からず枯渇してしまいます。 敵が多ければ多い程攻撃力は増大しTP効率も良くなりますが、それでもし敵を殲滅しきる事が出来なかった場合、一人で攻撃にさらされているタンクは耐え切れず、またヒーラーもタンクを支えきれずに崩壊してしまいます。 範囲攻撃で敵を攻撃する場合は、タンクの耐えられる範囲と時間、更にヒーラーが回復できるだけのダメージと支えられる時間を考えて、どこまでも効率を考えて判断して使用していくと良いのではないでしょうか。 とはいえ、自信が無いからと敵が多いのにもかかわらず範囲攻撃をしないというのは、逆にタンクやヒーラーに負担をかけているのと同じ意味になってしまいますので、単体に攻撃するのか、それともまとめて攻撃していくのかの判断は常にしていかなければいけません。 レベルが上がっていくと、これ以外にも範囲攻撃が増えていきますので、この判断やいかに効率的に敵を攻撃していくかという考え方を面倒がらずに常に考えていく事をお勧めします。 実際のスキル回しに関しては、
ヘヴィスラスト> (捨身) > ドゥームスパイク >ドゥームスパイク >ドゥームスパイク ~
です。
捨身はリキャストが戻っている時だけ使用し、また、攻撃力アップ効果も切れそうになったら、ヘヴィスラストを使い直し、効果を更新していく事になります。
このスキルの範囲は『前方直線範囲』となっており、横に広がっている集団に対しては、向きを考えないと敵に当てる事ができませんので(割と横の幅は狭いので出来る事ならフィールドや町、拠点にある木人を使って確認してみましょう)、特に注意していきましょう。 せっかく効率を考えて使用するタイミングやスキル回しを行っても、敵に当たらなければ悲しい結果になってしまいます。
・Lv.45~Lv.49 『スパインダイブ』
レベルが45になると、竜騎士のLv.45の『ジョブクエストをクリア』することで『スパインダイブ』を覚えます。 攻撃アビリティで威力は210。リキャストは60秒で、距離は20mになります。
また、追加効果で敵を2秒間スタンすることが出来ます。
このアビリティは、これまで使っていた『ジャンプ』の亜種になります。 ジャンプが使用した位置から敵に飛びついた後に元の位置に戻るのに対し、こちらのスパインダイブは使用した位置から敵に飛びつき、そのまま着地し、元の位置には戻りません。
このアビリティは移動スキルとしても、非常に便利で敵の範囲攻撃などから離れた時に使用すれば、わざわざ走って敵の側に戻る必要もなく、瞬時に攻撃を再開できます。 しかし、威力もジャンプ同様で無視できない強さですので、出来る限り温存せずにリキャスト毎に使っていく事にしましょう。 使い方はジャンプと全く同じで、ヘヴィスラストの攻撃力アップの効果中に基本的に使用し、もし2~3秒待って捨身の効果に合わせる事が出来る場合は、それも狙っていく形になります。 移動を考えて温存しすぎるのはかえって竜騎士の攻撃力を低下させる原因になるので、温存する場合はよく考えて温存することにしましょう。 また、このスパインダイブはジャンプと違って元に戻るという仕様ではないので、ジャンプの最中に移動操作をすれば、敵の周囲の任意の場所に着地することが出来ます。 ヘヴィスラストの様に方向指定があるスキルの前に使用した場合は、行きたい方向に合わせて着地することが出来ますので、奮って狙っていきましょう。
このスキルは、イルーシブジャンプと合わせる事で、これぞ竜騎士!!と言いたくなるような動きをすることが出来ます。 どういう事かというと、敵の範囲攻撃が来た時に、上手くイルーシブジャンプで後方にジャンプして範囲攻撃を避け、すかさずスパインダイブで敵の側に戻り、何事もなかったかの如く攻撃を再開するというものなのです! ぶっちゃけ、狙って合わせて上手くいくと非常にカッコよく、またスマートなのです!
ただし、非常に遺憾ながら、このやり方は攻撃するうえであまり効率が良くなく、またリキャストのタイミングが合った時にしか使えないという悲しい現実があります。
カッコいい以外には、あまり常用するほどの意味もないテクニックではあるのですが、ちょうど両方のリキャストが戻っていたタイミングで範囲攻撃を走って避けるには間に合わないといった時に、このやり方をやることでギリギリで救われたことが何度もあるので、このやり方を頭の隅に置いておくと緊急時に役立つかもしれません! なので、是非とも頭の片隅とは言わずに常にどうやったらカッコよく決められるかを狙っていく事にしましょう! 是非、そうしましょう!!
だって、これ決まるとめっちゃカッコいいしっ!!!!!!!!
そして、あとになって聞かれたら、この上ないドヤ顔で、言うのです!
最初から狙ってやってたしね、と!!!
Lv30~Lv49までのスキルの解説及び、スキル回しを紹介しました。
難しく感じたかもしれませんが、ひとつずつ練習していけば、必ずできるようになるので諦めずに頑張っていきましょう。
※50からのスキル回しは別のページで紹介いたします。
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